減量効果が高くリバウンドのないナッツダイエット
−American Heart Association(アメリカ心臓協会)の学会での発表− |
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「ナッツ類を食べると太るのでは?」といったお問合せを数多く頂いています。
確かにナッツ類は様々な栄養素をバランス良く含まれている一方で、脂肪分も多く、カロリーが高い事から敬遠されがちです。
しかし、最新のアメリカの研究発表によれば、ナッツ類による食事療法により、リバウンドのないダイエット効果が得られると報告されています。 American Heart Association(アメリカ心臓協会)の学会で発表されたハーバード大学の研究をご紹介します。
★ナッツ類による不飽和脂肪酸食を心掛けた低カロリーダイエット★
ハーバード大学の研究グループは、18〜70歳の男女を対象にナッツ類とオリーブオイルを取り入れた不飽和脂肪酸食による低カロリーダイエット(1日の摂取エネルギー量を男性で1日1500kcal、女性で1200kcalのカロリー制限を行った食事療法) を導入したところ、単に低脂肪の食事療法を行った被験者に比べ、不飽和脂肪酸食グループの方が効果的な体重減量が見られただけでなく、食事療法後のリバウンドもほとんど確認されなかったと発表した。
※日本の栄養所要量と同様にアメリカでも合衆国推奨栄養所要量[US Recommended Dietary Allocation]が設定されており、 アメリカ国民の25歳から50歳の場合、男性で1日2700kcal、女性で2000kcalのカロリー摂取を推奨しているが、 ここでいう低カロリーダイエットとはエネルギー量を男性で1日1500kcal、女性で1200kcalといった様にカロリー制限を行った場合の食事療法。
実験では、
・標準体重をオーバーした肥満体型者計101名を不飽和脂肪酸食グループ50名
(1日のエネルギー摂取を普通に35%のカロリーをナッツやオリーブオイルを中心とした不飽和 脂肪酸主体の脂肪から摂取し、飽和脂肪酸を5%以下に制限)
・低脂肪食グループ51名
(脂肪からのエネルギー摂取量を20%以下に脂肪摂取量を制限)
に分別し、6ヶ月間にわたり低カロリーダイエットを実施したところ、両グループ共に平均約5キロ(11ポンド)の体重の減少が見られた。
更にその後の被験者の体重の推移を追跡調査してみると、ナッツ+オリーブオイルを摂取した不飽和脂肪酸食グループは食事療法の後12ヶ月間を経過してもリバウンドは確認されなかっただけではなく、血圧の低下も認められた。
これに対して低脂肪食群は実験後の体重のリバウンドが確認された他、血圧が下がるなどの相乗効果は見られなかった。
どちらのグループも6ヶ月以降にはカロリーを多く摂り始めたが、18ヶ月が経過しても低脂肪食グループの人々に比べ、不飽和脂肪酸グループの54%の人々は飽和脂肪酸の摂取に気をつけ、不飽和脂肪酸食を心掛けるようになり、一方低脂肪グループの人々は20%の人々しか低カロリーダイエットを続けられなかったという。
しかも不飽和脂肪酸食グループの人々は低カロリーのプレッツエルや低脂肪クッキーといった味気ないものの代わりにナッツ類を常食し、ノンオイルドレッシングではなくオリーブオイルドレッシングと共にたっぷりの野菜をとる等、以前に比べ野菜の総摂取量が多くなり、食事のバランスが良くなったと報告されている。
主任研究員のマクマナス博士(Kathy McManus, MS, RD)は「体重を減少させるダイエットにおいても、脂質をはじめ、ビタミン群、ミネラル類、食物繊維といった栄養素、あるいは近年第7の栄養素として注目を浴びているファイトケミカルなどの栄養素をバランス良く摂取することは必要である。
更に続けられない無理な低脂肪の食事療法を行うのではなく、総カロリーの管理をきちんと行いながら飽和脂肪酸を控えめにし、ナッツやオリーブオイルに 多く含まれるオレイン酸といった身体に良い不飽和脂肪酸を摂り、栄養バランスのよい食事を心掛ける事が体重増加を抑えるばかりでなく、健康を維持する上でも大変重要である。」と指摘ている。
ナッツには、不飽和脂肪酸が多量に含まれています。
このようなナッツを上手に食生活にとりいれていきたいものですね。
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