| ナッツ > マカデミアナッツ（マカダミアナッツ）の歴史 |
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- ◎発見から現在まで
マカデミアナッツは、オーストラリアのクイーンズランド州の東海岸で発見されました。ヤマモガシ科常緑性の小高木で、1880年代に防風林用樹木として利用され、その後1920年代に食用としての価値が認められるようになりました。
食用としての商業的価値が明らかになると、世界マーケットが急速に拡大して、ケニア、ハワイ、オーストラリアなどで生産が始まり現在に至っています。
濃緑の表皮に覆われ、その中に茶色の固い殻に守られるように実が入っています。そのまろやかな味わいと香りは世界中の人々にとても愛好されています。
| マカデミアナッツの木 |
マカデミアナッツの殻 |
殻の中のマカデミアナッツ |
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| ナッツ > マカデミアナッツ（マカダミアナッツ）の栄養について |
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- ◎マカデミアナッツの栄養特性、脂肪酸について
栄養成分は、脂肪酸組成の80％をオレイン酸とパルミトレイン酸の一価脂肪酸で占め、飽和脂肪酸は17％と低く、高い酸化安定性があり、ほとんど無色、無臭です。
マカデミアナッツの脂肪酸には、植物油脂中唯一パルミトオレイン酸が多量に含まれています。このパルミトオレイン酸（一価不飽和脂肪）は、人間の皮膚にも多く含まれており、乳幼児から青年期にかけて増加し、老齢化にしたがって漸減していく脂肪酸です。
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*マ力デミアナッツ・焙り（100g中）四訂食品成分表（1999）より
| 水分 |
1.2g |
カルシウム |
55mg |
＜ビタミン＞ |
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| たんぱく質 |
8.3mg |
リン |
160mg |
カロチン(VA) |
0μg |
| 脂質 |
76.8g |
鉄 |
1.5mg |
ビタミンE |
0mg |
| 糖質 |
10.2g |
ナトリウム |
210mg |
ビタミンB1 |
0.21mg |
| 繊維 |
1.7g |
カリウム |
350mg |
ビタミンB2 |
0.09.mg |
| 灰分 |
1.8g |
マグネシウム |
110mg |
ナイアシン |
2.1mg |
| エネルギー |
720kcal |
亜鉛 |
1.1mg |
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| (3012j) |
銅 |
0.39mg |
| 脂肪酸組成 |
総量73.35g（飽和12.52g 一価不飽和59.29g 多価不飽和1.54g） |
| コレステロール |
0mg |
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| ナッツ > カシューナッツのお話し |
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- ◎カシューナッツのお話し
カシューーナッツの木は、南米ブラジルの原産で16世紀にポルトガル人がインド、東アフリカ、東南アジアに防風林の役目として植林したのが始まりといわれています。
うるし料で、マンゴーやピスタチオナッツと同族の熱帯性植物で、海岸地帯を好み放置しておいてもよく生育します。本の高さは10-15mで、小さい黄桃色の花が落ちた後に勾玉状の果実が実り、その根元にある花梗部分が次第にピーマン形に肥大して、成熟するとこれが林檎のような芳香があり、カシューアップルと呼んでいます。
このカシューアップルの先端にぶら下がっているのが堅い殻を被ったカシューナッツなのです。種子が外に付いた独特の形をしています。
| カシューナッツの木 |
カシューナッツの実 |
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| ナッツ > カシューナッツの栄養について |
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- ◎カシューナッツの栄養特性について
- カシューナッツの栄養特性は、アーモンドに似て脂質の約６０％が一価不飽和のオレイン酸ですが、たんぱく質と糖質か多く、また、ビタミンＢ１やマグネシウム、鉄、亜鉛、銅などのミネラル類も豊富です。
糖質が多いためか歯触りが柔らかく、ソフトな甘味を感じさせるので食べ易く、主にミックスナッツなどのスナック用や料理用に利用されます。
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*カシューナッツ・焙り（100g中）四訂食品成分表（1999）より
| 水分 |
4.1g |
カルシウム |
38mg |
＜ビタミン＞ |
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| たんぱく質 |
19.6mg |
リン |
490mg |
カロチン(VA) |
10μg |
| 脂質 |
47.2g |
鉄 |
49mg |
ビタミンE |
0.9mg |
| 糖質 |
25.4g |
ナトリウム |
180mg |
ビタミンB1 |
0.54mg |
| 繊維 |
1.0g |
カリウム |
590mg |
ビタミンB2 |
0.18.mg |
| 灰分 |
2.7g |
マグネシウム |
240mg |
ナイアシン |
0.9mg |
| エネルギー |
571kcal |
亜鉛 |
5.4mg |
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| (2389j) |
銅 |
1.9mg |
| 脂肪酸組成 |
総量43.71g（飽和9.49g 一価不飽和26.48g 多価不飽和7.74g） |
| コレステロール |
0mg |
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| ナッツ > ナッツは良質な総合栄養源 |
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- ◎ナッツは良質な総合栄養源
ナッツ類は、いろいろな種類の栄養素が豊富に混じった植物性食品です。それは、種子植物として発芽し幼植物期の発育に必要な栄養分を蓄えている為で、それらはバランスのとれた成分で栄養価は高いものです。
ナッツ類は、植物性たんぱく質を約20%近く含有する高たんぱく食品です。
カリウム、マグネシウム、カルシウム、リン、鉄、亜鉛、銅などの生体活動に不可欠な無機質の優れた供給源でもあります。特に、カリウム含量がナトリウム量より遥かに多いのが特徴です。また、食物繊維も豊富です。
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